一人暮らしで自炊をすると、どうしても食材を傷め、ダメにしてしまいがちです。
そこでここでは、あまりがちな食材のストック方法をまとめました。
食材購入についての基本的な考え方
まずは、スーパーなどで食材を購入する際の注意点から解説していきます。
買い物をする際の参考にして下さい。
食材をダメにしてもあまり罪悪感を持たない
一人暮らしだと、1回の食事で使う食材の量が少ないために、どうしても食材が余ってダメにしてしまいがちです。
食材をダメにしてしまったことにあまり罪悪感を持ってしまうと、自炊をすること自体が嫌になりかねません。
食材は、料理の腕が上達すれば、自然に余りなく使えるようになります。
初心者のうちは、食材をダメにしてしまっても、あまり気にしないようにしましょう。
使い切れるだけの量を買うのが基本
食材は、極力1度の食事で使い切れるだけの量を買うのが基本。
食材を使い切ってしまえば、保存を考える必要もありませんし、食材をダメにする心配もありません。
なので特に初心者のうちは、セールなどでのまとめ買いは禁物です。
多少価格が割高でも、使い切れるだけの量をこまめに買うようにしましょう。
冷凍は極力しないのがおすすめ
肉や魚などの場合は、余ったら冷凍庫で冷凍保存したくなります。
でもそうすると、けっきょく使わないままに数ヶ月がたってしまい、冷凍庫が使われない食材であふれたりしがちです。
肉や魚は、冷蔵庫でも3日は持ちます。
極力そのあいだに使い切ってしまいましょう。
食材の保存の仕方
イモ類
じゃがいもや里芋などのイモ類は、冷蔵庫に入れてはいけません。
常温で、買ってきたときに入っていた袋に入れて置いておきます。
野菜
イモ類以外の野菜はすべて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
その際、ビニールの袋に入れて、封をきっちり閉じないようにしておきます。
野菜は乾燥するのはよくありませんが、逆に湿気がこもるのも傷める大きな原因になります。
袋の封を閉じないことで、湿気を飛ばす効果があります。
豆腐
豆腐はプラスッチック容器に水を満たしたところに入れ、冷蔵庫に入れておきます。
あまり日持ちはしませんので、1〜2日中に食べましょう。
油あげ
油あげは1回に必要な量ずつ切ってラップに包み、さらにストックバッグに入れたうえで、冷凍庫に保存します。
解凍は、お湯でさっと洗うだけでOKです。
ウインナー
買ってきた袋のまま、袋の口を洗濯バサミなどで止め、冷凍庫に入れておきます。
やはりお湯でさっと洗うだけで解凍できます。
肉・魚類
肉・魚類は、1回に使う量ずつ小分けにしてラップに包み、さらにストックバッグに入れて、冷凍庫に保存します。
冷凍すれば1〜2ヶ月は保存できますが、保存してあるのを忘れないうちに、早めに食べましょう。
卵
卵は冷蔵庫に入れておきます。
基本的に腐らないので、賞味期限が切れたものでもほとんど問題なく食べられます。
ご飯
ご飯は、できる限り炊き上がってすぐのものを、1食分ずつまとめてラップに包み、冷えてから、冷凍庫で保存します。
パン
パンは、冷凍保存がききます。
1回に食べる分ずつラップに包み、ストックバッグに入れたうえで、冷凍庫に入れましょう。