病気や怪我への備えが一人暮らしの不安を解消する

一人暮らしをするにあたり、やはり不安なのは、病気や怪我。
家には手助けをしてくれる人がいませんから、まったく動けなくなってしまえばお手上げです。

ここでは一人暮らしが病気や怪我に対処するため、どのような準備をしておけばいいのかまとめました。

応急セットと非常食は用意しておこう

病気や怪我になると、買い物にも行けなくなることがあります。
ですからその際、症状を軽減するための応急セット、2〜3日をしのげるだけの非常食は、かならず用意しておきましょう。

医薬品

風邪薬

風邪は、ひどくなると寝込んでしまうこともあります。
「風邪をひいた」と感じたらすぐ薬を飲み、ひどくしないようにすることが大切です。

風邪は、鼻やのど、頭痛など、ひき始めの初期症状が人によって違います。
自分がよく出やすい症状に合ったものに対応している風邪薬を選びましょう。

頭痛薬

頭痛薬は、頭痛だけでなく歯痛や四肢痛、月経痛なども和らげます。
消炎作用・解熱作用もありますので、かならず用意しておきましょう。

胃腸薬

食べ過ぎによる胸焼けや消化不良、胃痛などの際に飲みます。
腹痛や下痢の場合は、整腸剤も必要です。
ただし慢性的な胃痛・腹痛、吐き気などの症状があるときは、早めに病院へ行きましょう。

消毒液

切り傷や擦り傷のときに使います。

医療用品

体温計

体調を把握するのに、体温を測るのは必須です。

ばんそうこう

切り傷や擦り傷は、軽いものなら消毒液とばんそうこうで治ります。
サイズの違うものをいくつか用意しておきましょう。

マスク

咳がひどいとき、また花粉症のときに使用します。
また家を掃除する際、ハウスダスト対策としても重宝します。

湿布

肩こりや腰痛、うちみ、ねんざなどの症状を緩和します。

非常食

飲料水

水やお茶、スポーツドリンクなどをペットボトルで用意しましょう。

レトルト・インスタント食品

レトルト・インスタント食品は、普段はあまり食べない人でも、病気や怪我で買い物・調理ができない時には重宝します。
おかゆなど、体調低下のとき食べやすいものは便利です。

缶詰

肉や魚、野菜、フルーツなどを、一揃い用意しておきましょう。

粉末スープ

体長が低下して、本当に何も食べたくないほど食欲がないときには便利です。

病院の場所は把握しておこう

病気や怪我の初期症状には、まずは家にある応急セットで対応しますが、もちろんそれだけでは十分とはいえません。
症状が改善しないようなら、病院へ行かなければいけません。

体調が悪化してから病院を探すのは、苦しいもの。
日頃から、ネットなどをチェックして、近所にある病院の場所を把握しておきましょう。

病院は、次のようなものを2つずつくらい、見つけておくのがおすすめです。

内科・外科

風邪や怪我になると、内科・外科にお世話になることが多いです。
この2つは、最優先でチェックしましょう。

歯科

歯や歯茎が痛くなったとき。
また3ヶ月1に1度くらいは、歯石取りなどの定期メンテナンスもするようにしましょう。

耳鼻咽喉科

特にアレルギーや花粉症がある人は、かならずチェックしておきましょう。

眼科

目は異常がおこって見えなくなると、病院を探すこともできなくなります。
またコンタクトやメガネを使っている人は、定期検査もしてもらいましょう。

皮膚科

皮膚疾患はもちろんのこと、やけどや水虫、肌トラブルなどにも対応してくれます。

心療内科・精神科

一人暮らしを始めると、何かとストレスが増えがちです。
心身のバランスが崩れた時のケアをしてもらいましょう。

病気や怪我を未然に防ぐためにはどうしたらいい?

病気や怪我は、いざかかってしまうと、一人暮らしでなくても大変です。
病気や怪我を未然に防ぐためにはどうしたらいいでしょうか?

食事と睡眠はしっかり取ろう!

病気や怪我を未然に防ぐためには、まずは食事と睡眠が基本です。

一人暮らしだと、誰にも叱られることはありませんので、自由気ままな生活を謳歌しがち。
それが一人暮らしの良さでもあるわけですが、そのために生活が不規則になってしまえば、体を壊すことにつながります。

栄養バランスのとれた食事は、やはり必要。
一人暮らしだとどうしても、ファストフードやコンビニに頼ってしまいがちですが、栄養のことを考えればやはり自炊が一番です。

また睡眠も、最低でも6時間、できれば7時間は取りたいところ。
午後10時から午前2時の間に成長ホルモンが最も盛んに分泌されるため、早寝早起きを心がけるのがおすすめです。

さらに適度な運動が加われば、言うことなし。
運動は、特別なことをしなくても、1日に30分程度歩くようにするだけで、健康状態は向上します。

健康診断はきちんと受けよう

健康診断は、定期的にきちんと受けるようにしましょう。
自分では健康だと思っていても、知らないうちに大きな病気にかかっていることもあります。
自己判断は危険です。

学校や職場で健康診断を受けられる人は、かならず受けるようにしましょう。
またそうでない場合にも、近所の病院や地域の公共サービスを利用して、診断を受けるようにするのがおすすめです。

関連ページ

初めての単身引っ越し!入居直後から使う必要な物を教えて
初めての一人暮らしで必要な家電は?サイズはどれくらいがいい?
パソコンのモニターをテレビと兼用させて節約しよう!
カーテンのサイズや幅が窓に合わない時の対処方法
一人暮らしならコインランドリーが近くにあれば洗濯機は不要?
一人暮らしの料理で余る食材の冷凍・保存ストック方法
一人暮らしの電気代の節約はアンペア数の見直しから
単身引っ越しなら家具付き物件やレンタルを使うのもあり
高い所を一人で作業するには脚立があると便利!
一人暮らしする際にはベッドと布団どちらがいいの?
クローゼット収納のアイデア!スッキリ整理した部屋にしよう!
単身生活での狭いキッチンの収納問題と調理器具の必要性について
一人暮らしの家賃の目安は手取り給料の3分の1?
目標は10万円以下に!独身者が使う一ヶ月平均の生活費ってどれくらい?
面倒だが節約には重要な家計簿!携帯アプリで簡単管理
外食せず食費節約!栄養バランスに配慮した一人暮らしでの自炊レシピは?
高額なインターネットやスマホ料金!一人暮らしの通信費節約術
都市ガスとプロパンのガス料金の違いと節約方法について
節水シャワーや風呂水で洗濯!普段からの心がけが水道代の節約に
冷房設定温度は28℃に!夏場の節電にはエアコンがポイント
暖房器具の特徴を理解し電気代を節約しよう!
女性の一人暮らしは防犯対策が大事!
一人暮らしで災害に備えるために必要なものって?
クレジットカードのポイントが一人暮らしの家計を助けてくれる