引っ越し業者は、全国区大手から地方の中小業者までいろいろ。
どっちが安い、どっちが安心、みたいには一概に言えないですが、
それぞれ特徴があるので上手く使い分けたいところです。
大手業者と中小業者の特徴を比較してみました。
大手引っ越し業者の特徴
アート引っ越しセンターとか、サカイ引越センターみたいな
テレビCMでもおなじみの全国チェーンの業者です。
知名度があるので安心できる半面、
料金はちょっと高めのことが多かったりします。
大手引っ越し業者のメリット
安心感
よく知らない業者に頼むのはちょっと不安だったりしますけど、
全国区の大手業者なら、そういう心配はないですね。
なにかトラブルがあっても、アフターフォローに期待できます。
長距離に強い
全国に輸送網を持っているので、
北海道から沖縄まで自社のルートでスピーディーに運んでくれます。
そういうルートがない中小業者だと、
ピストン輸送(途中で他社に委託する)になったりして、
料金が上がったり、日数がかかったりするケースも。
サービスの幅が広い
荷物の積み下ろしだけじゃなく、引っ越しに関する作業なら幅広く対応してくれます。
小物の荷造りから部屋のクリーニング、女性のスタッフを派遣するサービスなど
いろんな要望に応えてくれるのも、大手業者ならでは。
設備が整っている
割れ物をスピーディーに梱包する専用ボックスとか、
積み下ろしが楽な特殊トラックなど、引っ越し専用の設備を用意できます。
特殊な荷物にも対応
ピアノなどの特殊な大型家具、ペットの輸送や、
自動車、バイクの輸送まで、大手なら自社内で対応できます。
中小業者の場合だと、専門の業者に下請けに出したりするので、
その分、オプション料金が高くなってしまいがち。
大手引っ越し業者のデメリット
料金は割高のことも多い
サービスの質が高かったり、オプションが豊富な半面、
その分、料金は割高になってしまうケースも少なくないです。
引っ越しシーズンはアルバイトが多い
2月、3月の繁忙期は、引っ越しの件数が激増するので
一時的にアルバイトを使っている業者が多いです。
作業に慣れたアルバイトならいいけど、
人材派遣会社から来た経験ゼロのスタッフを使うこともあるので
荷物の扱いが乱暴だったり、というトラブルも。
中小引っ越し業者の特徴
大手業者ほどの規模はないところは、多くが地元密着型の会社です。
全国ネットの輸送網を持ってない半面、近場の引っ越しに強いです。
大手みたいなオプションサービスがない分、
荷物を運ぶだけ、という契約が多いですが、それだけ安く済むケースも多いみたいです。
価格競争に熱心な業者なら、料金交渉でもかなり融通が利いたりします。
移動距離が200kmを越えるような長距離引っ越しじゃなければ、
中小業者の方が安い場合が多い?
近場の引っ越しなら、まずは一括見積もりで大手と地元業者の料金を比較してみましょう!