生活費を節約するには、やはり最強なのは家計簿をつけること。
最近では携帯アプリで家計簿をつける人も増えています。
家計簿をつけるなら携帯アプリがおすすめ
入ったお金が、いつの間にかどこかに消えてしまっていること、多いのではないでしょうか?
使ってしまった後だと、何に使ったのかを思い出そうとしても、なかなか思い出せないものです。
そういうとき、家計簿をつければいいのは、誰でも分かっているはずです。
家計簿をつけることにより、お金を何に、いくら使ったのかがハッキリ分かり、不必要な出費を抑えることもできます。
でも分かっていても、家計簿をつけるのは、なかなかできないもの……。
何しろ面倒くさいですよね?
ある調査によれば、家計簿をつけている人は、たったの21%なのだそうです。
40%の人は、以前はつけていたけれど、今は断念してしまったのだとか。
家計簿は、オーソドックスあのはノートタイプ。
それからパソコンで、家計簿をつけるソフトもあります。
でもそのノートを開いたり、パソコンを立ち上げたりすることすらできない……。
そんな人におすすめなのが、携帯アプリを利用すること。
多くの人は、携帯やスマホを一日中手放さず、LINEやFacebookなどをしょっちゅう見ていますよね?
そのついでに家計簿をつけることができるわけです。
「携帯アプリを利用するようになり、ようやく家計簿がつけられるようになった」
そんな声が、現在たくさん聞こえています。
家計簿携帯アプリのメリットは?
メリット1 いつでもどこでも入力できる
家計簿のめんどうなところは、使ったお金の一つ一つを入力すること。
レシートが溜まってしまうと、もう面倒になってしまいがちです。
携帯アプリの会計簿なら、いつでもどこでも入力できます。
電車の中や、喫茶店でお茶を飲んでいる時だって、カンタン入力。
これならわざわざ、家計簿をつけるために特別な時間をつくる必要がありませんから、無理なく続けることができます。
メリット2
ノートタイプの家計簿だと、さらに面倒なことが起こります。
入力した支出の金額を、いちいち電卓で合計しなくてはなりません。
項目ごとの分析をしようなどと思ったら、何度も電卓をたたき直すハメになります。
これが面倒で、家計簿に挫折してしまった人も多いのではないでしょうか?
でも携帯アプリなら、計算はすべて自動。
日別・週別・月別・項目別など、さまざまな角度から手軽に分析することができます。
メリット3 レシートの自動入力など豊富な機能
さらに携帯アプリの家計簿には、携帯アプリならではの様々な機能があります。
- レシートをカメラで撮影して金額を自動入力
- 銀行口座と連携し、入出金を自動管理
- 家族で別々に入力しても、1つの家計簿に統合可能
- データをクラウドで保持し、機種変でもデータ消失の心配なし
などなど。
レシートの自動入力は、ほんとうに便利です。
「今はこんなことまでできるのか」と、感動すると思います。
メリット4 アプリはたくさんあるので選択肢が豊富
携帯アプリは、現在さまざまな種類が出ています。
使い勝手や機能など、自分の好みに合ったものが、かならず見つかると思います。
家計簿携帯アプリを使うコツは?
便利な家計簿携帯アプリも、使い方を間違うと、正しい結果が出なかったり、使うのが嫌になったりしがちです。
次の4つのコツを守るようにするのがおすすめです。
コツ1 使ったお金はすぐに入力
使ったお金は、極力すぐに入力すること。
ためてしまうと、何に使ったか思い出せなくなり、入力が面倒になりがちです。
2〜3時間おき、休憩タイムごとに入力すれば、入力時間は5分もかからないはずです。
こまめに少しずつ入力するのがおすすめです。
コツ2 少額でもサボらない
たとえば100円のジュースでも、毎日入力を忘れると、1ヶ月で3,000円以上の食い違いができてしまいます。
なので家計簿の入力は、少額でもサボらないのが大切です。
ただし端数は、こだわらなくても大丈夫。
10円のズレであっても、1ヶ月で300円です。
コツ3 電子マネーやクレジットカードは使ったときに
プリペイドタイプの電子マネーや、後払いのクレジットカードは、お金を使った時と実際にお金が引き落とされるときが、1〜2ヶ月ズレてきます。
これをどちらで入力するかは、考えものです。
おすすめなのは、お金を使ったときに入力すること。
すぐに入力することで、買い物の内容を忘れることもありません。
コツ4 できるだけシンプルに!
家計簿の携帯アプリには、さまざまな機能がついています。
項目も、いくらでもたくさん作ることができます。
ただ複雑にしてしまいすぎると、わかりにくくなってしまうもの。
わかりにくいものは、続けるのが面倒になりがちです。
ですので携帯アプリの使い方は、できるだけ「シンプル」を心がけましょう。
最低限の情報が管理できれば、家計簿の役割は立派に果たすことができます。
携帯アプリにも挫折してしまった人は……?
以上のように簡単に使える家計簿のアプリですが、「それにも挫折してしまった」という人は、どうしたらいいでしょう?
おすすめなのは、次の3つを実行すること。
とても簡単な方法なので、これなら続けられると思います。
その1 クレジットカードやプリペイドカードは極力使わない
まずその1は、クレジットカードやプリペイドカードを極力使わないようにすること。
これらは便利なものですが、お金をいくら使ったかわからなくなってしまいがちです。
支払いは、基本的に現金のみ。
お財布からお金を取り出して払うことで、支払いに対して慎重になり、また支払った記憶をとどめる効果があります。
その2 銀行からお金を下ろすのは週に1回だけ
いくら使ったかわからなくなってしまう原因は、銀行からいくら下ろしたかがわからないことが原因の場合が多いです。
お金が足りなくなるたびに銀行から下ろしていては、いくら下ろし、いくら使ったかはわからなくなります。
ですので銀行からお金を下ろすのは、週1回、決まった曜日に決めましょう。
下ろす金額も、必要なはずの金額に固定します。
下ろす金額を決めることで、家計を事後ではなく、事前に管理することができます。
また下ろしたお金が1週間もたなければ、その時点で「なぜなのか」を考えることもできます。
その3 お財布の中身は毎日点検
お財布の中身は、かならず毎日点検します。
レシートなどもお財布の中に残したままにせず、かならず決まった場所に保管します。
それにより、自分が前日にいくらお金を使ったのか、ある程度思い出すことができます。
またお財布をきれいに整理することは、お金を大事にする姿勢をつくることにもつながります。