引っ越し単身パックがお得な業者一覧!

一人暮らしの引っ越しは準備することが多くて大変!

業者の引っ越しプランを上手に使って、
ちょっとでも楽に、スムーズな引っ越しをしたいですね。

引っ越し業者に頼む場合、まず一番に気になるのが費用の問題です。

どの業者がお得なの?
単身パックならどこでも一緒じゃない?
それとも自力で引っ越した方が安い?

そんなあなたの疑問を解決するヒント、ずばりまとめてみました。

「一人暮らしの引っ越し=単身パック」は危険!

まず最初に注意しておきたいことですが、
「一人暮らしの引っ越しなんだから単身パックが一番安いんでしょ」
と思っている人は要注意です。

引っ越し業者各社が提供している単身パックというのは、
運べる荷物量が決まっている引っ越しプランのことです。

運びたい荷物量が上限を超えていると、
追加料金がかかって普通の引っ越しプランよりも単身パックのほうが高くなる、
ということになる可能性があります。

そうなると次に出てくる疑問として、当然、
「じゃあどれぐらいの荷物なら単身パックが安いのか?」
ということになりますが……実はこれは一概には言えません。

ベッドサイズや冷蔵庫、洗濯機などのサイズも人それぞれなので、
単身パックで追加料金が発生しないかどうかは、引っ越しのケースによって変わります。

また、場合によっては大手の単身パックを使える引っ越しでも、
格安業者の普通のプランで引っ越したほうが安くなることもあります。

  • 自分の引っ越しが単身パックで収まる範囲なのか
  • 単身パックではなく普通の引っ越しのほうが安くなるのか

これは、自分ひとりで判断が付けられるものではありません。

お得に引っ越しをしたいなら、
単身パックがない業者も選択肢に入れておくべきです。

固定観念に囚われず、一番お得で後悔しない引っ越し業者探しをしましょう。

一人暮らしの引っ越しが安い業者は?

さて、一人暮らしだから単身パックが最安というわけではないと分かったところで、
一番大事な話をしましょう。

最初に書いたとおり、引っ越しで一番気になるのは、
「一体どうすれば一番お得に引っ越しができるのか」
ということですよね。

単身パックが使えるにせよ、単身パックが使えないにせよ、
一番安く引っ越しができればなんでもいい、というのが本音なのではないでしょうか?

そういう場合は、ひとまず引っ越し料金の一括見積もりサービスを利用するのをおすすめします。

というよりも、引っ越しをする際に一括見積もりサービスを利用するのはもはや常識です。

  • 引っ越しの予定日時
  • 現住所と引っ越し先の住所
  • 連絡先
  • だいたいの荷物量

を入力するだけで複数の業者に見積もりを依頼できるので、
かなり楽に料金比較ができます。

一度サービスを利用すれば早ければ数分後、遅くても翌々営業日には業者からレスポンスがありますから、
よほど急いでいるとき以外は使ったほうがいいでしょう。

ただし、
「自分の荷物が単身パックに収まるのか不安」
「追加料金が発生しないか不安」
という人は一括見積もりサービスをしてから、必ず下見見積もりにも来てもらいましょう。

一括見積もりサービスの返信で出てくるのはあくまで大まかな見積もりなので、
本見積もりは別なんです。

  1. 一括見積もりサービスで複数の業者から見積もりを取り
  2. 2〜3業者に絞って下見見積もりに来てもらって価格交渉&比較
  3. 最後に引っ越しを依頼する業者を選ぶ

というのが一番スムーズで後悔しない流れだと思います。

引っ越し料金一括見積もりサービスはこちら

単身パックの特徴と料金相場

ここからは単身パックの特徴や目安を紹介します。

一括見積もりサービスを利用するにしても、
事前に単身パックがどんなものか分かっていたほうが、気が楽ですよね。

かなり大ざっぱですが、一人暮らしの引っ越しの参考にしてください。

単身パックはどこの業者に頼んでも一緒?

基本中の基本なので「そんなことは知ってるよ」と言われるかもしれませんが、
一口に単身パックと言っても引っ越し業者によって内容は結構違います。

料金はもちろんのこと、
運べる荷物の内容や入り切らなかった荷物の追加料金もまちまち。

単身パックが近距離引っ越しにしか対応していない業者もありますし、
時間指定ができるなどサービスに力を入れている業者もありますね。

料金だけではなく、その他の複合要素も含めて業者を選びたいところです。

単身パックで運べる荷物の目安は?

各社ともかなり内容の違う単身パックですが、
おおよそ『これぐらい運べる』という内容は決まっています。

単身パックでは荷物をスーパーや運送屋にあるようなコンテナで運ぶことになるんですが、
大体それに入る荷物なら運ぶことができます。

想像できますかね?

具体的な荷物量で表すと、

  • 2ドアの冷蔵庫(3ドアの低めの冷蔵庫)
  • 電子レンジ
  • 大型ではない洗濯機
  • 薄型テレビ
  • 掃除機
  • 大きくないテレビ台(チェスト)
  • カラーボックス(小さめの収納棚)
  • 衣装ケース×3
  • 布団
  • コタツ机
  • ダンボール×5

といったところでしょうか。

「なんだ、これぐらいなら余裕だな」と思う人が多いかもしれませんが、
実はこれ、一人暮らしの場合けっこうギリギリのサイズなんです。

必要最低限の家電は入るとしても、
ネックになるのが「ダンボール×5」というあたり。

何度か引っ越しをした経験上で言うと、
まず一人分の食器と調理器具を安全に運ぶのにダンボール1箱は取られます。

本や雑誌、CD類、ゲーム機があれば、これでさらに1箱。
PC関連のコードや小物、デスクトップ、モニターがあるとさらに1箱です。

この時点で残りのダンボールは2箱になってしまいました。

梱包しないとなかなか実感が沸かないかもしれませんが、
ダンボール5箱って意外に少ないんです。

単身パックを利用して引っ越しをしようと考えている人はよーく考えてみてくださいね。

単身パックでタンスやベッドは運べない!?

先ほど単身パックのおおよその荷物量を紹介しましたが、
その中に大事なものが入っていないのに気づいた人はいるでしょうか?

そう、実は、単身パックでは、
布団は運べるけどベッドは運べない、衣装ケースは運べるけどタンスは運べないんです。

その理由は、これらの荷物はコンテナに入りきらないサイズだからなんです。

もちろん、折りたためるベッドや分解可能なタンスなら運ぶことができるでしょう。
ですが、その場合は他の荷物を入れる部分を圧迫することになります。

大きな荷物や家具を持っている人はこの部分にも注意しましょう。

単身パックのだいたいの料金相場は?

単身パックの料金はほとんどの業者で固定料金が使われています。

相場としては、全て1BOXのみ使用するとして、

  • 同一市内で17,000円前後
  • 同一県内で20,000円前後
  • 東京⇔大阪間だと50,000円前後

といった料金になります。

中にはこれより安く、同一市内の場合に1万円以下で引っ越しができるプランもありますので、
あくまでこの価格が参考までに。

また荷物が1BOXに収まらなかったときは当然追加料金が発生します。

単身パックに収めるの荷物整理術!

上で紹介しているように、荷物さえ範囲内に収まれば、
単身パックほど安い引っ越しプランはありません。

となれば、問題は自分の荷物をどうやって整理するか、ということに尽きるんですね。

そこで、今すぐにできて引っ越しが安くなる簡単な荷物整理術をいくつか紹介しましょう。

近距離なら一部の荷物を自分で運んでしまおう

もし引っ越し先の住居が同一市内などの近距離であれば、
先に一部の軽い荷物を自分で運んでしまうのが吉です。

冷蔵庫や洗濯機などの大物は引っ越し業者の力を借りるとして、
衣装ケースぐらいなら普通に持ち運びできますよね。

車を持っている知人や親戚がいるならガソリン代と昼食をおごる程度ですむかも。
追加料金を支払うよりよっぽど経済的です。

一部の荷物を宅配便で送ってしまう

引っ越しが近距離じゃない場合でも、
一部の荷物を宅配便やゆうパックで送ってしまう手もあります。

自分で梱包ができるという前提ですが、
冷蔵庫などの大型荷物も送れてしまうのがメリット。

たとえばクロネコヤマトのヤマト便を利用すれば、
同一県内なら180kgほど重いものでも3,500円程度で送れます。

コンテナに入り切らないサイズの荷物がある場合は、
通常の引っ越しプランと単身パック料金を比較して、
宅配便などの利用を考えてみると、安く上がるかもしれません。

ですが、引っ越し業者に依頼したほうが安くなる場合もあります。
それは、自分が引っ越す人同じ日、同じ方面に引っ越す人がいた場合です。

これは実際に見積りをとってみないとわからないことなので、
宅急便で送る前に、一括見積もりサイトを使って、
安く運んでくれる業者を探してみましょう。

最近の引っ越し業者は、
タンスやベッドのみを格安で運んでくれる業者もいるので、
自分で運べないものがあった場合も一括見積もりでどのくらいかかるのか見てみましょう。

条件を設定できる一括見積もりサイトはこちら

引っ越し単身パック料金一覧

さて、単身パックを安く上げるコツを色々と紹介したところで、
引っ越し業者の単身パックの料金を紹介しておきたいと思います。

荷造りや料金比較の参考にしてみてください。

アート引越センター

単身パックの種類、料金

基本コース…約55,000円(同一県内)
学割パック…約45,000円(同一県内)

サイズ、おおまなか容量

サイズ、容量は応相談

利用可能な引っ越し距離

全国対応

割引、特典など

学割パックあり、ダンボール引き取り、ワンストップサービス(電気やNHK、郵便物転送手続きの代行)、近所への粗品配布など


全国的に知られる大手引っ越し業者ですが、
意外や意外、アート引越センターには定額制の単身パックのようなものはありません。

一人暮らしの場合でも見積もりを行って荷物量によって価格を決める、
通常の引っ越しプランになります。

ただし、その分他社の単身パックに比べて各種サービスが充実しているのが魅力。
学生さんなら学割もききますので交渉次第で他社より良いサービスで安く引っ越しができるかもしれません。

サカイ引越センター

単身パックの種類、料金

小口引越便コース(パンダロジスティックス)…約67,000円

サイズ、おおまなか容量

1BOX…高さ144cm×幅105cm×奥行き75cm
(たたみ1畳弱、腰までの高さに収まる程度)

利用可能な引っ越し距離

近畿⇔首都圏間の引っ越しのみ
(関東⇔関東も不可)

割引、特典など

なし


大手引っ越し業者の中でアートと同じく、長らく単身パックのなかったサカイですが、
数年ほど前から新しく単身パックにあたる小口引越便が登場しました。

しかし、料金・サービス内容はお世辞にも他社と同等とは言えず、
引っ越し区間も近畿⇔首都圏に限られているなど注意が必要です。

さらにこの小口引越便ではダンボールを含めた梱包資材が有料で、
一番安い資材パックでもプラス3,240円の資材料金が加算されます。

まだ発展途上のサービスなので、サカイで単身引っ越しをするなら、
通常コースの中で最も安いせつやくコースが有力かも。

アリさんマークの引越社

単身パックの種類、料金

超ミニ引越プラン…約21,000円
特ミニ引越プラン…約35,000円
ミニ引越プラン…約55,000円

サイズ、おおまなか容量

超ミニ引越プラン…ダンボール10個まで
特ミニ引越プラン…ダンボール15個、テレビ(小)、チェスト(小)まで
ミニ引越プラン…ダンボール20個、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、自転車などたたみ3畳分に収まるぐらい

利用可能な引っ越し距離

同一区内、同一市内の5km範囲での引っ越しのみ

割引、特典など

梱包資材無料、ハンガーボックス貸出


梱包資材は無料でハンガーボックスも貸し出してくれるなど、
単身パックにしてはサービスの行き届いているアリさんマークのミニ引越プラン。

ですが、肝である引っ越し距離があまりにも短く、
はっきり言ってほとんどお飾りの引っ越しプランになっているのが現状です。

引っ越し対応距離が限られている割には破格というほどの安さでもありません。

日通

単身パックの種類、料金

単身パック積んでみる1.5m3…約15,000円(同一県内)
単身パック当日便…約33,000円
単身パックS…約24,000円(同一県内)
単身パックL…約31,000円(同一県内)
単身パックX…約66,000円(東京⇔大阪)

サイズ、おおまなか容量

単身パック積んでみる1.5m3…幅1m×奥行き1m×高さ1.5mに収まる荷物
単身パック当日便…指定なし
単身パックS…幅108cm×奥行き74cm×高さ155cmに収まる荷物
単身パックL…幅108cm×奥行き104cm×高さ175cmに収まる荷物
単身パックX…単身パックLの荷物に加え、自転車、大型ベッドが収まる程度の荷物

利用可能な引っ越し距離

単身パック当日便…自動車で30分程度の距離内
単身パックX…150kmを超える引っ越し
その他の単身パックは全国対応

割引、特典など

梱包資材無料、ハンガーボックス無料貸し出し、マイル・ポイント還元、配達時間帯指定可能(一部単身パックを除く)


単身パックでの引っ越しを検討するなら日通は有力な候補に上がりそうです。

単身パックの種類や荷物量も豊富で、
料金は半定額制、積載可能な荷物量もきっちり提示してあるので、
目安が分かりやすいのが魅力ですね。

また一部の単身パックでは荷物配達の時間指定ができるなどのサービスも。

一般の引っ越し客だけではなく法人相手の業務も行っているからか、
明朗会計をアピールしているような感じを受けますね。

赤帽

単身パックの種類、料金

基本引っ越しプラン…約22,000円(同一県内)

サイズ、おおまなか容量

サイズ、容量は応相談

利用可能な引っ越し距離

全国対応(ただし事業者による)

割引、特典など

なし


「単身パックを使えるほど荷物が少なくはない、でも安く引っ越したい」というのであれば、
やはり候補に上がるのは赤帽になります。

赤帽では単身パックというくくりはなく、基本的な引っ越しプランのみの提供になりますが、
元々単身者向けの近距離引っ越しこそ赤帽の得意とするところ。

作業員などが少ない点もあり、料金も安くすむのが特徴です。

ただし、引っ越し作業では自分で手伝いをしなければいけない場面もありますし、
梱包資材などの提供や特別なサービスも特にはありません。

大手の引っ越し業者のようなサービス、パフォーマンスを求める人には向かないと思います。

ファミリー引越センター

単身パックの種類、料金

シングルプラン…約24,000円(同一県内)

サイズ、おおまなか容量

1DKの間取りで最低限の家電・家具を運べる程度

利用可能な引っ越し距離

全国対応

割引、特典など

なし


関東圏での引っ越しであればファミリー引越センターも安い業者のひとつです。

定額プランというわけではありませんが、シングルプランであれば、
少量の荷物の近距離引っ越しが18,000円から対応可能。

梱包資材料などがプラスでかかってくることを考えても、
引っ越し専門業者のクオリティと運べる荷物量を考えればコスパは高いですね。

ちなみに関東近県からの引っ越しであれば、全国への引っ越しも可能です。
ただし、その場合は荷物の搬入に最大1週間ほどかかることもあるようなので、注意しましょう。

参考料金だけで業者は決めないで!

引っ越し業者の単身パックの特徴や料金は、
ある程度わかったとは思いますが、
「ここが安い!」ということだけで業者を決めるのはちょっとストップです。

引っ越す荷物の種類や量によって、
業者の見積りはかなり上下します。

ですので、どこと契約するか目星を付けたとしても、
一括見積りサイトを使って最低料金を知ってから、
どこに依頼するか決めましょう。

それが、お得に安く引っ越すコツです!

※引っ越し以外の費用も節約したい人は要チェック

毎月の通信料を節約したい人は「GMOとくとくBB」のWifiサービスがお得です。今なら最大36,000円のキャッシュバックが受けられるチャンスです。

東京、神奈川、埼玉に引っ越しする人は「レモンガス」もおすすめです!東京ガスからに切り替えるだけで料金が5%安くなります。

今なら最大3,000円分の割引特典が受けられます。
※最新のキャンペーン内容は公式サイトにて確認してください

一括見積もりランキング

LIFULL引越し

CMでもお馴染みのHOME'Sが運営していた引越し見積もりサイト
「HOME'S引越し」がリニューアルされて「LIFULL引越し」となりました。

他のサイトと比べて、安い引越し業者が見つけやすいのが特徴で、LIFULL引越しだけのオリジナル特典などもあるので、 見積もりサイトの中では人気のサイトのひとつです。

公式サイトはこちら

SUUMO

SUUMOもご存じのとおり日本最大級の不動産ポータルサイトです。

引越し業者の見積もりにも強く、自分が希望する業者だけを選んで相見積もりができます。

SUUMO独自の割引もあるので、安く引っ越したい人はLIFULLと合わせて使うことをおすすめします。

公式サイトはこちら

自力引っ越しと単身パックはどちらがお得?

ここで紹介した単身パックの価格を見て、
「単身パックって言っても高いじゃん!
それなら業者に頼まないで引っ越したほうが絶対安くできる!」
という人がいるかもしれません。

そうですね、実際にそのほうが安く上がる場合もあると思います。
しかし、全ての引っ越しで自力引っ越しのほうが安くなるかというと、そうではありません。

具体的な数字を出しながら、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

自力引っ越しのメリット

  • 引っ越し時間など完全に自分の都合で進められる
  • 荷物の制限などを考える必要がない
  • プライベートを他人に知られることがない

自力引っ越しの一番のメリットは、なんといっても業者に時間を左右されないことでしょう。

梱包をいつまでに間に合わせないといけないということもなく、
引っ越し開始日時や時間も思いのまま。

「今日は雨が降ったから明日にしよう」
「疲れたから残りの作業は持ち越そう」
なんて、自由に時間に追われることなく引っ越しができます。

また単身パックでは荷物量にどうしても制限がかかってしまいますが、
こんなことを気にする必要もありません。

引っ越し作業の最中に、
「やっぱりこれは捨てよう(持っていこう)」
とギリギリまで悩むこともできます。

あとは引っ越しを人に頼むとなると、どうしても避けられないのがプライベートの問題です。

住所などの個人情報が業者に伝わり、部屋の中を覗かれる。
女性の場合は引っ越し先の住所が知られるというのもいい思いはしないと思います。

ですが自力引っ越しならその心配はありませんね。

自力引っ越しのデメリット

  • 重い家電の移動などが厄介
  • 時間は通常の引っ越しの3倍かかる
  • レンタカー代やガソリン代ほか諸経費が意外にかさむ
  • 何か問題がおきても自己責任
  • 中距離以上の引っ越しは現実的ではない

一方、自力引っ越しのデメリットとして、
一番憂慮すべきは大型家具・家電の移動です。

業者の人は仮にもプロですから楽々運んでいるように見えますが、
実は冷蔵庫などを運ぼうとすると、運動ができる成人男性3人がかりでも辛いもの。

まして家具や家電、家の柱や壁に傷ひとつ付けず、となると、
かなりの重労働になります。

引っ越し作業にかかる時間自体が業者の3倍以上かかる、
と考えておいて間違いないでしょう。

ちなみに業者に頼んだ場合の平均作業時間は、
1DKで約1時間半、2LDKだと約4時間ぐらい。

ちょっと広い部屋だと、運び込んで積み込むだけで1日仕事。
これに移動時間もかかると考えてください。

このことから、レンタカー代を中心に意外と経費はかさんでしまいます。

自力引っ越しを1日ですませると考えても大まかな費用は次の通り。

  • レンタカー代…約23,500円(2トントラック・24時間)
  • ガソリン代…場合による
  • 高速代・駐車場代…場合による
  • 作業手伝い費…5,000円/1人あたり
  • 食事・コーヒー代…3,000円/1人あたり

力仕事を含みますから2人の応援を頼むとして、
安くあげても一日あたり4万円前後のお金がかかります。

そして、引っ越しが終わったあとは体はバキバキに悲鳴を上げ、
数日間は筋肉痛の悪夢に苛まれること間違いなしです(笑

レンタカーを借りなくても良く、無償で手伝ってくれる屈強な友人がいれば、
これらの経費はなくなりますので、そうした人にはおすすめです。

…が、まぁそんなに恵まれた人は少ないと思います。

業者引っ越しのメリット

  • 引っ越し作業は手間いらず
  • 家や荷物の破損の心配が少ない
  • 短時間ですむ

引っ越し業者に頼む場合のメリットは、価格を除けばこの2つしかありません。
ですが、この2つが引っ越しで大事な部分かもしれませんね。

なにより引っ越し作業中に何の手間もいらないというのは大きいでしょう。

スタッフさんが一生懸命働いているのを、破損や紛失がないか、
ぼけーっと見ているだけでかまわないのですから。

ちなみに、某引っ越し業者で働いている人に聞いたところ、
引っ越し作業中の荷物や家の破損、荷物の紛失が起きる割合というのは、
全体の15%に満たないそうです。

また、この15%の中で使用に支障がない目立たない傷や小さな凹みなどを省くと、
もっともっと確率は低くなります。

業者引っ越しのデメリット

  • 作業開始時間や到着時間の融通がきかない場合がある
  • 運べる荷物量に制限がある
  • 他人にプライベートを覗かれてしまう

一方のデメリットですが、心配になるのは時間の都合と荷物量です。
特に単身パックを利用する場合はこれら2つの問題が必ずつきまとってくるでしょう。

単身パックの場合、いくつかの荷物をまとめて1台のトラックで運ぶ混載便が一般的。
そのため、引っ越し作業スタッフは一日に数カ所の引っ越し作業をまとめて行います。

なので自分より先に行う引っ越し作業の遅延だけではなく、
道の渋滞などによっても予定時間が左右され、
予定時間から2,3時間遅れて作業が始まるなんてこともザラにあります。

また何度も紹介していますが単身パックには荷物量の制限があるため、
あれもこれも持っていくというわけにはいかないのが大変なところですね。

そして、当然引っ越し作業中はスタッフを家に上げることになりますから、
住所が知られるのはもちろん、プライベートを少しだけ覗かれる事になります。

男性ならば気にしないでしょうが、女性ならやっぱりちょっと、と思うところありますよね。

結局どっちがおすすめなの?

さて、自力引っ越しと業者で引っ越し、とりわけ単身パックに限定して、
お互いのメリット・デメリットを紹介しましたが、だいたい想像できたでしょうか。

「読んでもよく分からないんだけど、結局どっちがおすすめなの?」
と言われたら、それは断然業者に頼むのがおすすめです。

単身の少ない荷物でも自力引っ越しはおすすめできません。

理由は説明するまでもないかもしれませんが、

  • 引っ越し作業は重労働すぎるので素人がやりたくない
  • 万が一の時の保証が一切ない
  • よほどの条件が揃わない限り自力引っ越しでも安くはならない

というところ。

引っ越しにかかるお金を先程いくつか上げたおすすめ業者の引っ越し料金とくらべても、
一目瞭然だと思います。

もしかしたら自力引っ越しのほうが安くなるんじゃ?
と思った人は、上記に挙げたメリット・デメリットを考えて、
もう一度よーく考えなおしてみてくださいね。

単身引っ越しの料金を安くするコツ

最後に単身引っ越しの料金を安くするコツをまとめておきたいと思います。

一人暮らしや単身者の引っ越しを安く挙げるコツとして覚えておきたいことは、

  • 荷物が少なくても自力ではなく業者に頼んだほうが後悔しない!
  • 単身パックを使う場合は荷物の制限に注意!
  • 一人暮らしでも単身パックより通常引っ越しが安くなることもある!

という感じです。

そしてポイントがもう一つ。

引っ越し前には必ず一括見積もりサービスを使って業者を選びましょう。

単身者向けの引っ越しプランを提供している業者はここで紹介した以外にも多くありますし、
単身パックの料金よりも安く引っ越しができる地域密着型業者もたくさんあります。

また単身パックに収まるレベルの荷物量かどうか、
それぞれの業者に電話連絡をするのは非常に面倒くさいもの。

それも一括見積もりサービスならばボタン一つで複数の業者にコンタクトがとれますしね。

あと蛇足ではありますが、
いかに一人暮らしで荷物が少ないからと言って、
引っ越し業者の選択や荷造りを先延ばしにするのはNG。

実は管理人も過去に一度、そういう風に怠けて大変な目に合った記憶があります…。

荷物が少なくても引っ越しは大変なもの。
できれば1ヶ月半前には業者選びや荷造りを開始して、
余裕を持って挑みましょう。

一括見積もりランキング

LIFULL引越し

CMでもお馴染みのHOME'Sが運営していた引越し見積もりサイト
「HOME'S引越し」がリニューアルされて「LIFULL引越し」となりました。

他のサイトと比べて、安い引越し業者が見つけやすいのが特徴で、LIFULL引越しだけのオリジナル特典などもあるので、 見積もりサイトの中では人気のサイトのひとつです。

公式サイトはこちら

SUUMO

SUUMOもご存じのとおり日本最大級の不動産ポータルサイトです。

引越し業者の見積もりにも強く、自分が希望する業者だけを選んで相見積もりができます。

SUUMO独自の割引もあるので、安く引っ越したい人はLIFULLと合わせて使うことをおすすめします。

公式サイトはこちら