ビデオテープやCD・DVDをダンボールに上手に梱包する方法

ビデオテープやCD・DVDは比較的重く、また壊れやすいのが特徴です。
引っ越し荷物として梱包する際は、小さめの箱に入れ、すき間なくギッシリと詰めるのがポイントです。

ビデオテープやCD・DVDは「軽い」という印象があると思いますが、まとめると意外に重くなるものです。
そのため大きな箱に入れてしまうと、重すぎて持ち運べなくなることがあります。

ビデオテープやCD・DVDは小さめの箱に入れよう

引っ越しスタッフは重い荷物を運ぶのに慣れているため、多少重くても運ぶことができるかもしれません。
しかし自分で持ち運ぶことができなければ、開梱作業をするときに困ります。

ですので書籍や食器などと同様、ビデオテープやCD・DVDなども、小さめの箱に入れるようにしましょう。

梱包済みの箱を「自分で持ち運べる重さにする」ことが大切です。

すき間なくぎっしりタテに詰める

またビデオテープやCD・DVDは、「コワレモノ」でもあります。
運搬中の振動で、箱のなかでケースとケースがぶつかれば、ケースや、さらに場合によっては本体が破損することがあります。

ですからケースが動いてしまわないよう、すき間なくギッシリと詰めるようにしましょう。
すき間ができた場合には、新聞紙などを詰めて動かないようにしておきます。

またビデオテープやCD・DVDは、横に置いて積み上げるのではなく、タテに詰めるようにします。

横に置いて積み上げるようにしてしまうと、上に置いたものの重さを、下に置いたものがすべて受けます。
その重さによって、下のケースや本体が破損することがあります。

箱の上部いっぱいまで詰めない

またビデオテープやCD・DVDは、箱の上部までいっぱいに詰めないようにしましょう。
かならず箱の上部にすき間を残し、そこに新聞紙などを詰め込むようにしておきます。

箱の上から下まで、すき間なく入っていると、トラックの荷台で荷物が積み重ねられたとき、上に積まれた荷物の重さをビデオテープやCD・DVDが直接受けることになります。

それにより、破損する可能性があるからです。

また箱の下部にも新聞紙などを丸めたものを敷き、緩衝材を作ってから、ビデオテープやCD・DVDを入れるのがおすすめです。

箱には「コワレモノ」と明記を

ビデオテープやCD・DVDを梱包したら、箱にはかならず「コワレモノ」と大書きしましょう。
またさらに「ビデオテープ・CD」などと書いておくのもおすすめです。

そうすれば引っ越しスタッフも承知して、壊れないようていねいに扱ってくれます。

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