荷造りで準備しておいた方がいい必要なもの(梱包資材)は?

引っ越しに不可欠なものといえば、やはり梱包資材です。では、どんな梱包資材や付帯する物が必要なのか、どうやって集めるのかを調べてみました。

どんなものが必要でどこで入手できるのか?

引っ越しの時には、現在生活していた空間にあるもののほとんどすべてを、新居に持っていく必要があります。

そのためには搬出・搬入という絶対条件が付きます。この、搬入・搬出のための梱包に必要なものはなにか、どこで入手できるのかということを調べてみました。

梱包・荷造りに必要なものって何があるの?

細かいものまで入れると、それなりの数になります。

必要なものを、順不同で列記していきます。同時に、どこで入手できるのかということも、列記していきます。

@段ボール

○使用目的
すべての荷物を詰め込むためには、絶対的に必要なものです。サイズがさまざまあります。見積もりの時に担当営業マンに相談して、どのサイズがいくつ必要になりそうなのか、把握しましょう。

○入手方法
近所のスーパーなどでもらうことが可能です。しかし、食品の匂いがついていたり、汚れがあったりすることが多いので、最後の手段だと考えてください。

いまでは多くの場合引っ越し業者に言うと、無償で用意してくれます。有償でも、ほとんど仕入原価ですから、高くはありません。

Aガムテープ

○使用目的
主な使用目的は段ボールの蓋を閉めることです。他にも段ボールにメモを貼ったりするときなど、使用目的は多岐にわたりますから、多めに用意しましょう。

○入手方法
100均ショップで、ひと巻づつ買えます。余っても、新居で使えるので心配はありません。

B緩衝材

○使用目的
割れ物や壊れやすいもの(食器などが多い)を梱包するときに、隙間に入れて損壊・損傷を防止します。新聞紙やエアーパッキン(プチプチ)などを使います。

○入手方法
新聞を取っていなければ、ご近所に言えばもらえます。エアーパッキンはやはり100均ショップで入手できます。

Cはさみとカッターナイフ

○使用目的
段ボールに張ったガムテープを効率的に処理することや、テープ・紐などを効率よく切るために必要です。

○入手方法
いずれも100均ショップで買えます。

D食品ラップとビニール袋

○使用目的
サラダオイルや醤油、化粧水や歯磨き粉など、液状やネリ状のものをラップでぐるぐる巻きにして、ビニール袋に入れれば安心です。ガラス瓶には、エアーパッキンを巻いておくとさらに安心です。

ビニール袋は小さいものも用意しておくと、分解した家具などの金具を部署別に別けて入れることができますから、あとで組み立てる時に便利です。

○入手方法
これも100均ショップで飼うことができます。

E油性ペン

○段ボールや分解した家具の金具を入れたビニール袋に、中の荷物が何か、家具のどこに使っていたものかなどを明記するために使います。

中ぐらいの太さと、細いものを用意しておくと便利です。

○入手方法
100均ショップでも、文具店でも買えます。

Fゴム引きの軍手

○使用目的
段ボールの縁や家具の縁など、思わないところで手を切ったりするので、保護のために使います。指先と手のひら部分がゴム引きになっている方が、滑らずに使いやすいです。

○100均ショップやコンビニでも買うことができます。もし、なければホームセンターや金物店で買えます。

G工具類

○使用目的
家具の分解・組立やTVのケーブル外しなど、普段は考えもしないことに使うケースが多く出てきます。

プラス・マイナスドライバーの大・中・小とラジオペンチ、普通のペンチは最低限用意してください。家具の分解・組立に必要な六角レンチは、ホームセンターにあります。

○入手方法
ホームセンターにいけば、ほとんどセットになってツールボックスに入った状態で売っています。

H雑巾とバケツ(できれば家庭用洗剤も)

○使用目的
梱包する前に汚れをふき取ったり、机の引き出しを拭いたりなど、意外に使用範囲は広いです。古タオルをはさみで切って、使い捨てにしてもいいです。

できれば家庭用の洗剤を使って、バケツの水ですすぎながら作業することが好ましいです。

○入手方法
全部100均ショップで買えます。

I輪ゴム

○使用目的
小物をまとめる時に使います。例えば筆記用具がバラバラにならないように、輪ゴムでまとめてから梱包するなどの時に使います。

○入手方法
100均ショップで買えます。

Jその他の物

○どんなものが考えられるのか
布団圧縮袋や布団袋が必要になります。これは引っ越し業者が貸してくれることがほとんどなのですが、ない場合もありますから事前に確認することが必要です。

○入手方法
ホームセンターで買うことができます。

あとはゴミ袋を用意しておくと、便利な場合があります。基本的にゴミは業者が、空いた段ボールに入れて持ち帰るケースが多いのですが、足りない場合を想定して用意しておくといいです。

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