引っ越しをして新居へ行ったら、カーテンをつけなければなりません。
でもこのカーテン、サイズや幅が窓に合わないことは多いです。
もちろんすべてオーダーすれば、窓のサイズにピッタリのカーテンを作れます。
でもそれには、かなりの費用がかかるもの……。
ですから引っ越し前の家で使っていたカーテンがあるのなら、それをそのまま使い回ししようと思うでしょう。
その場合、カーテンのサイズが窓にぴったりということは、もちろんありません。
またオーダーは高いので、既成品で済ませようと考える人もいると思います。
でもこの既成品のカーテン、窓の大きさにぴったりなことは少ないです。
カーテンのサイズや幅が窓に合わない場合の対処方法
カーテンのサイズや幅が窓に合わない場合の対処方法をまとめたので、参考にして下さい。
カーテンが長すぎる場合
カーテンが長すぎる場合は、以下の3つの方法で調整してみましょう。
フックのアジャスターを調整する
カーテンのフックには、長さを調整するためのアジャスターがついています。
これで4cmくらい、長さを調整することができます。
この方法は、カーテンが長すぎる場合だけではなく、短すぎる場合にも、同じように試してみましょう。
安全ピンで止める
フックのアジャスターでは調整しきれない場合には、カーテンを裾のところで折り曲げることを考えましょう。
折り曲げた裾を止めるのに、一番手軽なのは「安全ピン」。
カーテンを折り曲げて、アイロンなどでしっかりと折り目をつけてから、両端とドレープの部分を安全ピンで止めていきます。
安全ピンはカーテンのタテ方向に止めるようにすれば、表に出た部分は目立ちにくくなります。
裾上げテープを使う
カーテンの裾上げをするのに、「裾上げテープ」を使うのもおすすめです。
わりと手軽に使えるのに、安全ピンよりは仕上がりがきれいです。
裾上げテープは、百均や手芸店などで売っています。
テープが足りなくならないよう、長さは余裕を持って購入しましょう。
裾上げテープの使い方は、次のとおりです。
- カーテンを折り曲げて、アイロンで折り目をつける
- 裾上げテープをカーテンの幅+5cmの長さで切り、水で濡らしてよく絞る
- 裾上げテープをカーテンの裾の重なる部分にはさみ、アイロンで接着する
カーテンが短すぎる場合
カーテンが短すぎる場合は、以下の2つの方法で調整してみましょう。
カフェカーテンを取り付ける
カーテンが短すぎる場合、別のカーテンを下に取り付けるのはおすすめです。
おすすめなのは、「カフェカーテン」。
カフェカーテンは、窓を部分的に覆うための短いカーテンです。
これを裾上げテープなどを利用して、カーテンの下に取り付けます。
いっそのこと別の布をカーテンにする
カフェカーテンを取り付けるのが面倒なら、いっそのこと別の布を、カーテンのかわりにすることを考えます。
シーツやテーブルクロスなども、カーテンとして利用できます。
「カーテン用クリップ」を利用すれば、簡単にカーテンレールに取り付けられます。
カーテンの幅が合わない場合
カーテンの幅は、長すぎる場合なら、そのまま取り付けてしまってもそれほどおかしくありません。
カーテンは、幅にある程度の余裕があった方がきれいに見えるものだからです。
カーテンの幅が短い場合には、次のように対処します。
ドレープを解いてしまう
カーテンのドレープをすべて解いてしまいます。
こうすると、普通のサッシくらいの大きさのカーテンなら、15cmくらい幅が広がります。
タペストリーなどを取り付ける
ハーフサイズの窓ならば、カーテンの足りない部分にタペストリーなどを取り付けるのもおすすめです。
部屋の印象を変えるアクセサリー的な効果もあります。
カーテンは引っ越し当日から必要なものの1つです。
忙しくて新居のサイズにあったカーテンが用意できない場合は、解説した方法を試してみて下さい。