カビやダニ対策のための布団お手入れ方法

寝具はきちんと手入れをしないと、カビやダニが発生することがあります。
特に布団の場合は、こまめな手入れが必要です。

ここではカビやダニ対策のための布団のお手入れ方法をまとめました。

ベッドと布団はお手入れはどちらがラク?

一人暮らしを始めるにあたり、ベッドと布団で迷う人もいると思います。
特にこれまで布団で寝ていた人は、ベッドだと、高い場所で寝るので落ち着かないし、「落ちるのではないか」と不安になったりもすると思います。

でもお手入れに関していえば、やはりベッドのほうがラクです。

布団だと、毎日の上げ下ろしが必要です。
またこまめに天日干しをしなくてはなりません。

ただしベッドは、場所を食うのが大きな欠点。
上げてしまうことができませんから、スペースの有効活用という意味では、布団に軍配が上がります。

布団のお手入れ方法は?

上げ下ろし

布団を使う場合には、上げ下ろしは必須です。
特にフローリング床の場合には、布団の下に湿気がこもりやすいので、上げ下ろしをしないでいると、カビやダニが発生します。

布団を上げ下ろしするためには、布団をしまっておくスペースも必要です。
コンパクトにたたんで上から布などをかけ、ソファがわりにして部屋においておくのも一つの方法です。

布団を上げる際には、置きてすぐに押し入れなどにしまってしまうと、布団に湿気が残ったままになることがあります。
少し時間をおき、湿気を飛ばしてから押し入れにしまいましょう。

天日干し

布団のお手入れとして、天日干しは欠かせません。
布団にこもった湿気を、きちんと飛ばす必要があるからです。

週1回くらいは、敷布団と掛け布団、枕などすべてを、天日干しするようにしましょう。

ただし部屋によってはベランダが狭いなどして、布団を天日干しするスペースがないかもしれません。
その場合には、布団干し用のラックを設置して、室内に干すようにしてもかまいません。

室内に半日干しておくだけでも、布団の湿気はかなり飛びます。

布団乾燥機を使うのもおすすめ

天日干しが面倒な人、また天日干しのスペースがない人は、布団乾燥機を使うのもおすすめです。

ただし面倒くさがりの人にとっては、通常の布団乾燥機のマットを広げ、布団をかぶせて、ホースをつなぎ…、という作業すら面倒で、せっかく布団乾燥機を買ったのに使わないままでいるということもあります

その場合には、マットもホースもないタイプの布団乾燥機を選ぶのがおすすめです。
布団の上においてスイッチを押すだけなので、面倒くさがりの人でも無理なく使えます。

ベッドのお手入れ方法は?

ベッドの場合は、マットレスの下に空間があり、湿気が逃げやすいため、布団ほどお手入れに手間はかかりません。
上げ下ろしも必要ありませんし、週に1回の天日干しもしなくていいです。

ただしやはりまったくお手入れしないでいると、ベッドの場合でもやはり湿気がこもってきます。

ベッドの場合、マットレスの上にベッドパットを敷いて使います。
このベッドパットを、1ヶ月に1回くらいは干すようにしましょう。

またベッドマットは汗を吸い、汚れやすいもの。
丸洗いできるタイプのものは、数ヶ月に1度は洗いましょう。

またベッドの場合、ベッドの下にホコリが溜まりやすいです。
ホコリをそのままにすると体によくありませんので、ていねいにお掃除しましょう。